2013年1月11日 (金)

マタイによる福音書/14章14~21節

◆五千人に食べ物を与える

14:マタイによる福音書/14章14節

イエスは舟から上がって、大ぜいの群衆をごらんになり、彼らを深くあわれんで、そのうちの病人たちをおいやしになった。

15:マタイによる福音書/14章15節

夕方になったので、弟子たちがイエスのもとにきて言った、「ここは寂しい所でもあり、もう時もおそくなりました。群衆を解散させ、めいめいで食物を買いに、村々へ行かせてください」。

16:マタイによる福音書/14章16節

するとイエスは言われた、「彼らが出かけて行くには及ばない。あなたがたの手で食物をやりなさい」。

17:マタイによる福音書/14章17節

弟子たちは言った、「わたしたちはここに、パン五つと魚二ひきしか持っていません」。

18:マタイによる福音書/14章18節

イエスは言われた、「それをここに持ってきなさい」。

19:マタイによる福音書/14章19節

そして群衆に命じて、草の上にすわらせ、五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福し、パンをさいて弟子たちに渡された。弟子たちはそれを群衆に与えた。

①サムエル記上/9章13節
あなたがたは、町にはいるとすぐ、あのかたが高き所に上って食事される前に会えるでしょう。民はそのかたがこられるまでは食事をしません。あのかたが犠牲を祝福されてから、招かれた人々が食事をするのです。さあ、上っていきなさい。すぐに会えるでしょう」。

20:マタイによる福音書/14章20節

みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった。

21:マタイによる福音書/14章21節

食べた者は、女と子供とを除いて、おおよそ五千人であった。

2013年1月 5日 (土)

マタイによる福音書/14章1~13節

◆洗礼者ヨハネ、殺される

1:マタイによる福音書/14章1節

そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを聞いて、

2:マタイによる福音書/14章2節

家来に言った、「あれはバプテスマのヨハネだ。死人の中からよみがえったのだ。それで、あのような力が彼のうちに働いているのだ」。

3:マタイによる福音書/14章3節

というのは、ヘロデは先に、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、ヨハネを捕えて縛り、獄に入れていた。

4:マタイによる福音書/14章4節

すなわち、ヨハネはヘロデに、「その女をめとるのは、よろしくない」と言ったからである。

①レビ記/18章16節
あなたの兄弟の妻を犯してはならない。それはあなたの兄弟をはずかしめることだからである。
②レビ記/20章21節
人がもし、その兄弟の妻を取るならば、これは汚らわしいことである。彼はその兄弟をはずかしめたのであるから、彼らは子なき者となるであろう。

5:マタイによる福音書/14章5節

そこでヘロデはヨハネを殺そうと思ったが、群衆を恐れた。彼らがヨハネを預言者と認めていたからである。

6:マタイによる福音書/14章6節

さてヘロデの誕生日の祝に、ヘロデヤの娘がその席上で舞をまい、ヘロデを喜ばせたので、

7:マタイによる福音書/14章7節

彼女の願うものは、なんでも与えようと、彼は誓って約束までした。

8:マタイによる福音書/14章8節

すると彼女は母にそそのかされて、「バプテスマのヨハネの首を盆に載せて、ここに持ってきていただきとうございます」と言った。

9:マタイによる福音書/14章9節

王は困ったが、いったん誓ったのと、また列座の人たちの手前、それを与えるように命じ、

10:マタイによる福音書/14章10節

人をつかわして、獄中でヨハネの首を切らせた。

11:マタイによる福音書/14章11節

その首は盆に載せて運ばれ、少女にわたされ、少女はそれを母のところに持って行った。

12:マタイによる福音書/14章12節

それから、ヨハネの弟子たちがきて、死体を引き取って葬った。そして、イエスのところに行って報告した。

13:マタイによる福音書/14章13節

イエスはこのことを聞くと、舟に乗ってそこを去り、自分ひとりで寂しい所へ行かれた。しかし、群衆はそれと聞いて、町々から徒歩であとを追ってきた。

2012年12月30日 (日)

マタイによる福音書/13章53~58節

◆ナザレで受け入れられない

53:マタイによる福音書/13章53節

イエスはこれらの譬を語り終えてから、そこを立ち去られた。

54:マタイによる福音書/13章54節

そして郷里に行き、会堂で人々を教えられたところ、彼らは驚いて言った、「この人は、この知恵とこれらの力あるわざとを、どこで習ってきたのか。

55:マタイによる福音書/13章55節

この人は大工の子ではないか。母はマリヤといい、兄弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。

56:マタイによる福音書/13章56節

またその姉妹たちもみな、わたしたちと一緒にいるではないか。こんな数々のことを、いったい、どこで習ってきたのか」。

57:マタイによる福音書/13章57節

こうして人々はイエスにつまずいた。しかし、イエスは言われた、「預言者は、自分の郷里や自分の家以外では、どこででも敬われないことはない」。

58:マタイによる福音書/13章58節

そして彼らの不信仰のゆえに、そこでは力あるわざを、あまりなさらなかった。

2012年12月29日 (土)

マタイによる福音書/13章51~52節

◆天の国のことを学んだ学者

51:マタイによる福音書/13章51節

あなたがたは、これらのことが皆わかったか」。彼らは「わかりました」と答えた。

52:マタイによる福音書/13章52節

そこで、イエスは彼らに言われた、「それだから、天国のことを学んだ学者は、新しいものと古いものとを、その倉から取り出す一家の主人のようなものである」。

2012年12月28日 (金)

マタイによる福音書/13章44~50節

◆「天の国」のたとえ

44:マタイによる福音書/13章44節

天国は、畑に隠してある宝のようなものである。人がそれを見つけると隠しておき、喜びのあまり、行って持ち物をみな売りはらい、そしてその畑を買うのである。

45:マタイによる福音書/13章45節

また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。

46:マタイによる福音書/13章46節

高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。

47:マタイによる福音書/13章47節

また天国は、海におろして、あらゆる種類の魚を囲みいれる網のようなものである。

48:マタイによる福音書/13章48節

それがいっぱいになると岸に引き上げ、そしてすわって、良いのを器に入れ、悪いのを外へ捨てるのである。

49:マタイによる福音書/13章49節

世の終りにも、そのとおりになるであろう。すなわち、御使たちがきて、義人のうちから悪人をえり分け、

50:マタイによる福音書/13章50節

そして炉の火に投げこむであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。

2012年12月27日 (木)

マタイによる福音書/13章36~43節

◆「毒麦」のたとえの説明

36:マタイによる福音書/13章36節

それからイエスは、群衆をあとに残して家にはいられた。すると弟子たちは、みもとにきて言った、「畑の毒麦の譬を説明してください」。

37:マタイによる福音書/13章37節

イエスは答えて言われた、「良い種をまく者は、人の子である。

38:マタイによる福音書/13章38節

畑は世界である。良い種と言うのは御国の子たちで、毒麦は悪い者の子たちである。

39:マタイによる福音書/13章39節

それをまいた敵は悪魔である。収穫とは世の終りのことで、刈る者は御使たちである。

40:マタイによる福音書/13章40節

だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのとおりになるであろう。

41:マタイによる福音書/13章41節

人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、

①ゼパニア書/1章3節
主は言われる、「わたしは人も獣も一掃し、空の鳥、海の魚をも一掃する。わたしは悪人を倒す。わたしは地のおもてから人を絶ち滅ぼす」。

42:マタイによる福音書/13章42節

炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。

43:マタイによる福音書/13章43節

そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。耳のある者は聞くがよい。

①ダニエル書/12章3節
賢い者は、大空の輝きのように輝き、また多くの人を義に導く者は、星のようになって永遠にいたるでしょう。

2012年12月26日 (水)

マタイによる福音書/13章34~35節

◆たとえを用いて語る

34:マタイによる福音書/13章34節

イエスはこれらのことをすべて、譬で群衆に語られた。譬によらないでは何事も彼らに語られなかった。

35:マタイによる福音書/13章35節

これは預言者によって言われたことが、成就するためである、「わたしは口を開いて譬を語り、世の初めから隠されていることを語り出そう」。

①詩篇/78篇2節
わたしは口を開いて、たとえを語り、いにしえからの、なぞを語ろう。

2012年12月25日 (火)

マタイによる福音書/13章31~33節

◆「からし種」と「パン種」のたとえ

31:マタイによる福音書/13章31節

また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、

32:マタイによる福音書/13章32節

それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。

①詩篇/104篇12節
空の鳥もそのほとりに住み、こずえの間にさえずり歌う。
②エゼキエル書/17章23節
わたしはイスラエルの高い山にこれを植える。これは枝を出し、実を結び、みごとな香柏となり、その下にもろもろの種類の獣が住み、その枝の陰に各種の鳥が巣をつくる。
③ダニエル書/4章12節
その葉は美しく、その実は豊かで、すべての者がその中から食物を獲、また野の獣はその陰にやどり、空の鳥はその枝にすみ、すべての肉なる者はこれによって養われた。

33:マタイによる福音書/13章33節

またほかの譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。

①創世記/18章6節
そこでアブラハムは急いで天幕に入り、サラの所に行って言った、「急いで細かい麦粉三セヤをとり、こねてパンを造りなさい」。
②士師記/6章19節
そこでギデオンは自分の家に行って、やぎの子を整え、一エパの粉で種入れぬパンをつくり、肉をかごに入れ、あつものをつぼに盛り、テレビンの木の下におる彼のもとに持ってきて、それを供えた。
③サムエル記上/1章24節
乳離れした時、三歳の雄牛一頭、麦粉一エパ、ぶどう酒のはいった皮袋一つを取り、その子を連れて、シロにある主の宮に行った。その子はなお幼かった。

2012年12月24日 (月)

マタイによる福音書/13章24~30節

◆「毒麦」のたとえ

24:マタイによる福音書/13章24節

また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。

25:マタイによる福音書/13章25節

人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。

26:マタイによる福音書/13章26節

芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。

27:マタイによる福音書/13章27節

僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。

28:マタイによる福音書/13章28節

主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。

29:マタイによる福音書/13章29節

彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。

30:マタイによる福音書/13章30節

収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。

2012年12月23日 (日)

マタイによる福音書/13章18~23節

◆「種を蒔く人」のたとえの説明

18:マタイによる福音書/13章18節

そこで、種まきの譬を聞きなさい。

19:マタイによる福音書/13章19節

だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。

20:マタイによる福音書/13章20節

石地にまかれたものというのは、御言を聞くと、すぐに喜んで受ける人のことである。

21:マタイによる福音書/13章21節

その中に根がないので、しばらく続くだけであって、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。

22:マタイによる福音書/13章22節

また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。

23:マタイによる福音書/13章23節

また、良い地にまかれたものとは、御言を聞いて悟る人のことであって、そういう人が実を結び、百倍、あるいは六十倍、あるいは三十倍にもなるのである」。

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